2003年 1月31日(金)
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孵化 約1時間前 |
18:00 |
ヒビが大分大きくなってきた。耳を当てると、中からかすかなコツコツ音。
外から爪で軽くコンコン叩くと(親鳥の催促の嘴の代わりに)、
中でピョッと声が聞こえる! |
19:00 |
孵卵器の湿度を75%〜80%に上げる。 |
23:00 |
カンムリウズラ初の自然孵化。(1/7生の卵)
全く人間の手を借りずに、自力で殻を破って誕生!
その瞬間にピィピィと元気な産声をあげた!\(T▽T)/
人間の手を借りないと出て来られなかった今までの仔達と、
この自然孵化できた仔は、明らかに殻の破り方が違っていた。
今までは一ヶ所に中が見えるほどの穴を開けてしまう仔達
ばかりだったのに、この仔は卵殻膜は傷つけずに、外殻だけを
一周きれいに破ってから、最後に卵殻膜を破って出てきた。
その為に、卵殻膜が乾燥して体にくっついてしまう事態にもならないらしい。
とにかく、生まれた後の殻は、まるでナイフででも切ったかのような
きれいな切り口で、卵殻膜の血管はほぼ全て吸収されて跡形もなかった。↓
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自然孵化で生まれたルーの卵。
切り口もきれいで、中の血管も全くない。
※殻の番号は、転卵用に書いたモノ。
一周を4等分して1から4までの数字を書いて、
転卵角度と順序の目安にしていた。
フタ部分の日付は、卵が生まれた日。(1/7) |
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